29日、阪神芝1800メートルの外回りで行われる3歳重賞「第72回
毎日杯」は将来性ある素質馬が集結。昨年は
メイショウタバルが逃げ切りを決め、重賞初制覇を飾った。
2戦2勝の無敗馬
リラエンブレムが主役を務める。前走の
シンザン記念は序盤で少し行きたがるところを見せていたが、中団から直線に入ると一気差し。後続に2馬身半差をつけ、重賞初制覇を飾った。1F延長で折り合いが鍵だが、2戦連続で上がり3F最速をマークしており、持ち前の末脚を生かせる外回りは歓迎。連勝街道を突き進む。
坂井との新タッグで挑む
キングノジョーは前走の
京成杯が1番人気4着。ハイペースの展開を道中3番手から早め先頭に立ち、強気なレース運び。ゴール前で苦しくなったが、能力を感じる一戦だった。1F短縮でひと押しが利く。
共同通信杯4着
ネブラディスクはまだ幼さが残るが、ポテンシャルは高い。落ち着いてレースに臨めれば。新馬戦、
ジュニアCとマイルで連勝中の
ファンダムは先行力があり、レースセンスがいい。重賞でも楽しみな存在だ。昨夏の北海道でデビュー2連勝を飾った
アスクシュタインは前走の
弥生賞ディープインパクト記念が0秒4差6着。展開次第だろう。
スポニチ