中京11Rの第62回
愛知杯(4歳以上GIII・牝馬・芝1400m)は10番人気
ワイドラトゥール(
北村友一騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分20秒2(良)。1馬身半差の2着に3番人気
シングザットソング、さらにアタマ差の3着に1番人気
カピリナが入った。
ワイドラトゥールは栗東・
藤原英昭厩舎の4歳牝馬で、父
カリフォルニアクローム、
母ワイドサファイア(母の
父アグネスタキオン)。通算成績は10戦4勝。
レース後のコメント
1着
ワイドラトゥール(
北村友一騎手)
「返し馬の雰囲気がとても良かったです。レース前からペースは速くなりそうだったので、そんなについていかなくてもいいかなと思っていましたが、ゲートの中で、まっすぐに立たなくて、思ったよりも出負けしてしまいました。それでも、4コーナー手前から動かしていった時の反応が良く、それが馬場の良い所を通りながら持続しました。瞬発力がこの馬の良さです。距離は1200mでも良い脚を見せていましたし、1400mが良かった訳ではありませんが、幅が広がりましたね。これからも、この馬の良さを引き出せるような騎乗をしたいと思います。おとなしくて、可愛い馬です」
2着
シングザットソング(
斎藤新騎手)
「理想通りの展開で、枠なりに上手に立ち回れました。本当に毎レース『おっ』と思う競馬をしてくれますし、毎回上手に調整してくれるスタッフに感謝したいです。あとは結果だけでした。申し訳ないです」
3着
カピリナ(
戸崎圭太騎手)
「外から被されて、3、4コーナーで馬場の悪い所を通らされて
バランスを崩してしまいました。直線は馬場が良いので、また
バランスを取って良い感じで走れていましたが...。距離は大丈夫でした。以前より折り合いがつきやすくなっているので、馬が変わってきているのかもしれません」
4着
グランテスト(
団野大成騎手)
「初めての1400mでも内容は良かったのですが、若干(距離は)長いかもしれません。ただ、今日の競馬が今後に生きてくると思います。前回、今回と乗せていただきましたが、折り合いには進境が見られました。このまま良くなってくれればと思います」
5着
エポックヴィーナス(
和田竜二騎手)
「ゲートで挟まれてしまい後ろからになりましたが、ペースが速くなる事は分かっていました。ただ、久々の1400m戦で脚がたまる所がありませんでした。それでもラストは巻き返して来てくれましたし、オープンでもやれる力は見せてくれました」
6着
スウィープフィート(
永島まなみ騎手)
「以前乗せていただいた時よりも少しエンジンのかかりが遅かったのですが、やはり終いは凄く良い脚で伸びてくれました。長期休養明けの分もあったと思います。次はもっと良くなってくると思います」
ラジオNIKKEI