マッドクール(牡6、栗東・
池添学厩舎)が
高松宮記念(4歳上・GI・芝1200m)で史上2頭目の連覇に挑む。
マッドクールは父
Dark Angel、
母Mad About You、母の
父Indian Ridgeの血統。母は09年の愛G3・グラッドネスSの勝ち馬。08年の愛G1・愛1000ギニー、同じく愛G1・愛プリティポリーSは2着だった。
ここまで15戦6勝。23年の
シルクロードSが3着、
スプリンターズSが2着など、重賞では悔しいレースが続いたが、昨年の
高松宮記念においてGIで重賞初制覇を果たした。
その後は香港G1・
チェアマンズスプリントプライズが11着、
スプリンターズSが12着と2桁着順を並べたものの、前走の阪神Cが健在を示す2着。安定感には欠けるが、力を出し切った時のパフォーマンスは現役
トップレベルといえる。当然、今回も有力候補。昨年同様の道悪になればチャンスは広がるだろう。
これまで
高松宮記念の連覇に挑んだ馬は12頭。しかしながら達成したのは11年
キンシャサノキセキの1頭だけ。この年は阪神開催だったので、中京開催の
高松宮記念を連覇した馬は1頭もいない。
マッドクールは史上初の中京開催連覇となるか。その走りから目が離せない。