今週の土曜阪神メインは「第72回
毎日杯」。良血
キングノジョーがダービーへの足がかりを築く。1週前追い切りは新コンビとなる坂井を背に美浦Wコースで併せ馬。重馬場をものともせず、この日の1番時計となる6F78秒6(1F11秒4)の猛時計をマークし、僚馬に先着した。坂井は「良くも悪くもイメージ通り。馬自体は良くて動きもいいんですけど、メンタルだったり操作性が凄く難しいところがあります」と初コンタクトの印象を伝えた。
前走
京成杯は1番人気に支持され4着に敗れたが、負けて強しの内容だった。超のつくハイペースを3番手で追走。先行馬2頭が最下位、ブービーに沈み、差し、追い込み勢に展開が向く中、4角先頭から4着に踏みとどまった。半兄に23年
天皇賞・春Vの
ジャスティンパレスを持ち、23年のセレクトセール1歳で3億1000万円(税抜き)で落札された素質馬。坂井は「うまく力さえ発揮できれば重賞でもやれると思います。自分との闘いという感じです」。強過ぎる前進気勢をコントロールできるかが鍵となる。
スポニチ