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高松宮記念・G1」(30日、中京)
今年も桶狭間の電撃戦で春のG1シリーズが開幕。快速ス
プリンターが顔をそろえたが、主役を務めるのは
ナムラクレアだ。鞍上にルメールを迎えて改めて強さを見せつけた6歳牝馬が、2年連続銀メダルの悔しさを晴らし、悲願のG1タイトル奪取を目指す。また、データ班のイチ推しは連勝で勢いに乗る
ビッグシーザー。16年覇者
ビッグアーサーとの父子制覇なるか注目だ。
▼傾向(過去10年)
96年に芝6FのG1に昇格(以前は芝10FのG2)。98年に高松宮杯から現在の名称となり、00年から3月開催となった。11年は中京のコース改修のため阪神で施行。
▼人気
1番人気〈1・1・1・7〉
2番人気〈2・5・0・3〉
3番人気〈1・1・3・5〉
4番人気〈1・0・1・8〉
5番人気〈1・1・1・7〉
19年が3連単449万円、20年が21万円、22年が278万円、そして23年が66万円と近年はかなりの荒れ模様。
▼馬齢
4歳馬〈2・3・2・32〉
5歳馬〈4・4・2・38〉
6歳馬〈2・3・4・36〉
7歳以上〈2・0・2・44〉
▼
ステップ シルクS〈5・2・0・25〉
香港S〈2・0・1・3〉
阪急杯〈1・2・3・34〉
オーシャン〈1・1・4・52〉
チェアマンズSP
〈1・0・0・0〉
シルクロードS、
香港スプリント組が有力。
▼前走内容
勝ち馬8頭が5着以内かつ、負けても0秒6差以内だった。また、外国馬を除く9頭中8頭が4番人気以内に支持されていた。
▼所属
栗 東〈7・8・4・106〉
美 浦〈2・2・5・43〉
海 外〈1・0・1・1〉
栗東所属馬が優勢。
▼馬格
勝ち馬9頭が前走時に488キロ以上と大型馬の活躍が目立つ。
▼決め手
逃 げ〈1・0・1・8〉
先 行〈4・3・3・26〉
差 し〈4・7・6・68〉
追 込〈1・0・0・48〉
外国馬を除く勝ち馬9頭中8頭が前走の4角を5番手以内で通過するか、最速上がりをマークしていた。
▼注目馬 全ての項目を突破した馬はおらず、減点1が
キタノエクスプレス、
ビッグシーザー、
ママコチャの3頭。その中から最多4勝を挙げる5歳馬の
ビッグシーザーを当欄ではイチ推し。2連勝中の勢いに乗って、悲願の頂点獲りとなるか。(記録室)
提供:デイリースポーツ