◆第55回
高松宮記念・G1(3月30日、中京競馬場・芝1200メートル)追い切り=3月26日、栗東トレセン
23年、24年と2年連続で2着の
ナムラクレア(牝6歳、栗東・
長谷川浩大厩舎、父
ミッキーアイル)は坂路で52秒8―11秒7。1週前追い切りは
ルメール騎手騎乗で51秒5―12秒1と負荷をかけており、騎乗した長谷川調教師も「先週までハードなところをしっかり消化しているので、体の動きと精神状態を確認しました。前半、馬のリズム確認しながら、体の動きも良かったですし、最後は気持ちよくというか、全体的に伸びやかに走れるようにと心がけましたけど、時計も良かったですし、内容は良かったと思います」と満足げな表情。
昨年は
京都牝馬Sから中4週での臨戦だったが、今年は阪神Cを勝って約3か月ぶりの実戦。トレーナーは「去年と臨戦過程も違いますし、そういう意味では非常に今年の方が満足な状態かなと思います。ここまでかなり激戦をしてきてる中でも、折れないメンタルっていうのが一番かな。毎年毎年、驚かせてくれるというか、可能性を感じさせてくれる子ですし、僕にとっては、競馬人生の中では特別な存在。とにかくなんとか彼女にG1のタイトルを取らせてあげたいという気持ちです」と悲願達成を願った。
スポーツ報知