G1「第69回
大阪杯」(4月6日、阪神)の1週前追い切りが東西トレセンで行われた。美浦では重賞2連勝中の
シックスペンス(牡4=国枝)が迫力満点の動きを見せた。Wコースで
シャンドゥレール(5歳障害オープン)との併せ馬。10馬身先行したパートナーに直線入り口で並びかけると、馬なりのまま2馬身突き放した。ラスト1Fは11秒1の瞬発力だ。
国枝師は「しまい重点でいい動き。前走(
中山記念)時よりもはるかに順調。爪の不安もなくなって、思い通りに調教できるようになった」と笑顔。かつて
アーモンドアイの深刻な蹄のトラブルを解決した牛丸広伸装蹄師の工夫で
シックスペンスの右前蹄も改善された。「重賞連勝が非常に強い内容。前走時にルメさん(ルメール)は“1、2角で行きたがっていた”と話したが、2000メートルに延びても問題ないでしょう」と自信を隠さなかった。
スポニチ