日本になじみがある元騎手のオリビエ・ペリエ氏(52=フランス)が26日、栗東トレセンを訪れた。現在は競走馬を5頭所有する馬主で、第二のホースマン人生を謳歌(おうか)中。「毎週、火曜は追い切りにも乗っている」と仕上げ人を務めているそうだ。臨時通訳を務めたのは“後輩”のルメールだが、馬主としての夢を問われた時だけは「
ガイセンモン(
凱旋門賞)」と見事な日本語でウインク。SNSで競馬の舞台裏を伝える活動もしているという。
10日間の滞在中、短期免許時代は時季的にかなわなかった花見が楽しみらしく、また
シンボリクリスエス、
ゼンノロブロイなどG1馬を管理した
藤沢和雄元調教師と旧交を温めることも明かした。
高松宮記念は現地で観戦予定で
武豊は「オリビエは人気があるからね。ファンの前に現れることがあればいいのに」と、プレ
ゼンター役などを脳裏に浮かべるかの表情、ペリエ氏の初来日時に調整ルームに入るエピソードとして「スーツを着ていた。そんな格好いらんけど分からんもんね」とサポートしたことを懐かしんでいた。自身は
高松宮記念で
カンチェンジュンガと再コンビ。「非常に楽しみ」と期待を膨らませている。
スポニチ