スマートフォン版へ

【高松宮記念】ルガル ド迫力の追い切り 杉山晴師「無事に来ている」 西村「1週ごとに良く」

デイリースポーツ
  • 2025年03月27日(木) 06時00分
1 3
 「高松宮記念・G1」(30日、中京)

 昨年のスプリンターズSを制し、最優秀スプリンターに輝いたルガルが26日、栗東坂路で追い切った。迫力満点の動きを披露し、楽々と4F52秒0をマーク。杉山晴師は「無事に来ているのが一番」と自信を持って、秋春連続スプリントG1制覇に送り出す。

 秋春の国内スプリントG1連続勝利を目指すルガルは西村淳を背に栗東坂路で単走で追われた。道中はやや行きたがる素振りを見せつつも、スピードに乗ると迫力満点のフットワークで一気に加速し、4F52秒0-37秒5-11秒8を計時。馬なりで楽々と加速ラップを刻むスピードはさすが短距離王。態勢は整った。

 ◇杉山晴紀調教師  

 -昨年は10着だった。

 「レース中のアクシデントもあり、力を出すことができなかった。1番人気を裏切って申し訳ない気持ち」

 -スプリンターズSは休み明けで完勝した。

 「骨折休養明けで半信半疑だったが、中間の動きから力を出せると思っていた。ジョッキーもスタートを決めて、馬も応えて最高の結果を出してくれた」

 -前走の香港スプリントは11着に終わった。

 「初の海外遠征で結果的に競馬の日にうまくピークをもっていけなかった。反省の多いレースだった」

 -最終追い切りは。

 「1週前に負荷をかけたことで、また一つ良くなったのでその確認。ジョッキーにもじっとしておくようにと。それでもこれだけの時計がさっと出ましたからね。昨年からの大きな変化はないが、無事に来ているのが一番だと思う」

 -ポイントは。

 「左回りが右回りより大幅に良くないという印象はないし、展開うんぬんよりもスタートがポイント」

 ◇西村淳也騎手   

 -スプリンターズS高松宮記念10着からの逆襲だった。

 「状態、スタート、全てがいい感じでした。ルガルのリズムで行けて、直線でも伸びると思いました。悔しい思いをルガルも知っていますし、その悔しさを晴らしてくれました」

 -香港スプリントは。

 「初めての海外遠征で馬も戸惑ったところもあると思います。初めての坂路以外の調整でしたからね。ゲートは申し訳なかったですが、あの子なりに走ってくれました」

 -中間の様子は。

 「3週連続で追い切りにまたがらせていただいていますし、1週ごとに良くなっています。去年と同様、順調に来ています」

 ◇1週前追いでは併せ馬で我慢ができないところも見せたていたが、同じく西村淳がまたがった最終追いは鞍上の指示に従いつつリズム良く登坂。単走でも抑えが利いていた。全体的に時計が出やすい日だったため、現役トップクラスに攻め駆けするこの馬にしてはむしろ地味な方。ただ走りには躍動感があり、それでいてリラックスできている。雰囲気は申し分ない。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント 1件

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す