4月6日に阪神競馬場、芝2000mで行われる大阪杯。このレースへの特別登録を済ませている各馬が今朝27日、レースに向けた1週前追い切りを行っている。

　1回目のハローが終了したCWへ西村淳也騎手を背に入場したのがロードデルレイ(栗東・中内田充正厩舎)。単走だったこともあって、道中の走りは決して速いラップに見えず、実際、6F標識通過のラップも16秒をちょっと切る程度。でも5F標識を通過してからはそれなりに速いラップになり、最後の直線はさすがというスピード感。

　時計は6F79.2～5F63.3～4F49.2～3F35.0～2F22.2～1F11.3秒。3F時計は27日の一番時計。決して内を回ったという感じではなかったし、むしろ外を回ってのこの3F時計は本当に価値がある。

　ジャスティンパレス(栗東・杉山晴紀厩舎)も1回目のハローが終了した直後のCWでの単走追い切り。鮫島克駿騎手が跨っていたが、道中は決して速いラップには見えない。最後の直線も追い切りなのかなという感じだったが、ゴール前は急加速してフィニッシュ。

　時計が6F81.6～5F67.3～4F53.1～3F37.8～2F23.5～1F11.1秒。最後の直線が12.4秒から11.1秒と一気に加速しており、このあたりはさすがという動きだった。

(取材・文：井内利彰)