3月29日の中山6R・3歳1勝クラス(芝1800メートル=8頭立て)は、2番人気の
センツブラッド(牡、栗東・
斉藤崇史厩舎、父
ルーラーシップ)が、ゴール前の激しい大接戦を制してオープン入りを果たした。20年の
マーメイドSの覇者
サマーセントを母に持つ血統。勝ち時計は1分50秒6(稍重)。
8頭立てという少頭数のメンバーで、しっかりとスタートを決めて好位3番手へ。淡々としたペースで流れたなか、4コーナーでは前を射程圏にとらえて、直線では力強い伸び脚。最後は外から迫る
ダノンミッションとの追い比べの末、約10センチの鼻差で勝利をもぎ取った。
横山武史騎手は「ちょっと小柄なので、この馬場はどうかなという不安は正直あったんですけど、しっかりと最後まで脚を取られることなく走りきってくれましたし、この馬場に適性があったと思います。(最後は首の)上げ下げでしたけど、よく踏ん張ってくれました」と、笑顔で振り返った。
スポーツ報知