「
高松宮記念・G1」(30日、中京)
2年連続で2着に泣いた
ナムラクレアが、悲願のG1タイトル奪取に燃える。以下、疋田真志厩務員との一問一答。
◇ ◇
-土曜朝は栗東坂路で最終調整。雰囲気は。
「追い切りが終わった後も普段と変わりありません。イレ込むこともないですね。6歳になりましたが、いつもと同じ過程で来られています」
-前走は目を見張る末脚だった。
「ためれば切れますからね。2歳、3歳と、ずっと浜中が試してくれていて。去年の
高松宮記念もそんな感じで乗ってくれて、最後まで脚を使ってくれました。急に切れが増したとは思っていません。もともとあれくらいの脚を使える馬ですから。ただ、たどり着いたのがあの競馬。それが一番合っているという結論になりました」
-あの脚なら楽しみもある。
「展開の助けがないと厳しいところもあります。けど、いいパフォーマンスを出すにはあの競馬かなと思います」
-昨年とは違い、今年はここが始動戦に。
「
スプリンターズSから3カ月の阪神C、そこから3カ月のここ。年齢的に使うと消耗しますし、緩めると戻すのが大変になります。そのなかで牧場とも協力して調整できています」
-昨年と状態面での比較では。
「去年も良かったんです。この馬は悪い感じで競馬に行ったことがない。賢いんだなと思います」
-7枠14番のゲートインに。
「外枠が当たったので最後は外を回ってくると思いますが、それはジョッキーが決めることですから」
提供:デイリースポーツ