30日、中山競馬場で行われた第32回マーチステークス(4歳上・GIII・ダ1800m)は、先団の後ろから脚を伸ばしてゴール寸前で差し切った岩田望来騎手騎乗の2番人気ブライアンセンス(牡5、美浦・斎藤誠厩舎)が、早め先頭からの押し切りを図った9番人気マテンロウスカイ(セ6、栗東・松永幹夫厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分51秒5(稍重)。

　さらにクビ差の3着に1番人気ロードクロンヌ(牡4、栗東・四位洋文厩舎)が入った。なお、3番人気ペイシャエス(牡6、美浦・小西一男厩舎)は9着に終わった。

　勝ったブライアンセンスは、父ホッコータルマエ、母ヒラボクビジン、その父ブライアンズタイムという血統。昨年のマーチSでは1番人気に支持されるも6着に終わったが、その雪辱を果たして重賞初制覇を飾った。父ホッコータルマエはこれが産駒のJRA重賞初勝利。

【勝ち馬プロフィール】
◆ブライアンセンス(牡5)
騎手:岩田望来
厩舎:美浦・斎藤誠
父:ホッコータルマエ
母:ヒラボクビジン
母の父:ブライアンズタイム
馬主:林正道
生産者:谷川牧場

【全着順】
1着　ブライアンセンス　2人気
2着　マテンロウスカイ　9人気
3着　ロードクロンヌ　1人気
4着　ブレイクフォース　11人気
5着　ホウオウルーレット　6人気
6着　ハビレ　4人気
7着　ミッキーヌチバナ　5人気
8着　ダノンスコーピオン　13人気
9着　ペイシャエス　3人気
10着　ヴァンヤール　10人気
11着　ピュアキアン　7人気
12着　ストライク　12人気
13着　キタノリューオー　14人気
14着　スレイマン　8人気
15着　コパノニコルソン　15人気

＜マーチSダイジェスト＞

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