今週は中山・阪神の2場開催。重賞は3鞍が組まれている。

　中でも目玉は6日(日)に、阪神競馬場で行われる大阪杯(4歳上・GI・芝2000m)だ。昨年のこのレースの覇者で連覇を狙うベラジオオペラ(牡5、栗東・上村洋行厩舎)、香港ヴァーズ3着以来となる昨年の桜花賞馬ステレンボッシュ(牝4、美浦・国枝栄厩舎)、GII連勝中のシックスペンス(牡4、美浦・国枝栄厩舎)などが出走を予定している。

　5日(土)には、中山競馬場でダービー卿CT(4歳上・GIII・芝1600m)が行われ、堅実な走りでニューイヤーS・1着からここで重賞初制覇を狙うトロヴァトーレ(牡4、美浦・鹿戸雄一厩舎)、洛陽S・1着からここへ臨むロジリオン(牡4、美浦・古賀慎明厩舎)、1年ぶりのレースもニュージーランドTを勝っているエコロブルーム(牡4、美浦・加藤征弘厩舎)などがエントリーしている。

　また、同日阪神競馬場ではチャーチルダウンズC(3歳・GIII・芝1600m)が行われ、距離短縮で重賞初制覇を狙うランスオブカオス(牡3、栗東・奥村豊厩舎)、サウジアラビアRCを勝っているアルテヴェローチェ(牡3、栗東・須貝尚介厩舎)、白梅賞を逃げ切ったモンテシート(牡3、栗東・牧田和弥厩舎)などが出走を予定している。

　地方競馬では3日(木)に園田競馬場で兵庫女王盃(4歳上・JpnIII・ダ1870m)が行われ、交流重賞を3勝しているアーテルアストレア(牝6、栗東・橋口慎介厩舎)などが出走する。

　海外では、5日(土)の深夜にアラブ首長国連邦ドバイのメイダン競馬場で、ドバイワールドカップデーが開催。ドバイゴールデンシャヒーン(G1)、ドバイターフ(G1)、ドバイシーマクラシック(G1)、ドバイワールドC（G1)の4競走が行われ、いずれも日本で馬券が発売される。サウジCを制したフォーエバーヤング(牡4、栗東・矢作芳人厩舎)がドバイワールドCに出走するなど、日本馬は4競走で16頭が出走する予定。

　今週の主なスケジュールは以下の通り。

▼4/1(火)
ネクストスター中日本(重賞・笠松)

▼4/2(水)
菊水賞(重賞・園田)

▼4/3(木)
兵庫女王盃(JpnIII・園田)

▼4/5(土)
ダービー卿CT(GIII・中山)
チャーチルダウンズC(GIII・阪神)
ドバイゴールデンシャヒーン(G1・メイダン)
ドバイターフ(G1・メイダン)
ドバイシーマクラシック(G1・メイダン)
ドバイワールドC(G1・メイダン)

▼4/6(日)
大阪杯(GI・阪神)
ネクストスター北日本(重賞・水沢)
ル・プランタン賞(重賞・佐賀)

▼達成間近の記録

【騎手】
松岡正海騎手：JRA通算900勝まであと1勝
団野大成騎手：JRA通算300勝まであと2勝
泉谷楓真騎手：JRA通算100勝まであと2勝
J.モレイラ騎手：JRA通算200勝まであと2勝
A.シュタルケ騎手：JRA通算100勝まであと2勝

【調教師】
国枝栄調教師：JRA通算1100勝まであと1勝
谷潔調教師：JRA通算400勝まであと2勝
池添学調教師：JRA通算300勝まであと3勝
新谷功一調教師：JRA通算100勝まであと1勝
和田勇介調教師：JRA通算100勝まであと2勝

※当ニュースの内容は3月30日時点