引退後、種牡馬入りを目指していた重賞2勝馬
ヴェルトライゼンデ(牡、父
ドリームジャーニー)が29日に急死した。8歳だった。30日、馬主の森本研太さんがX(旧ツイッター)で発表した。
「昨日、
ヴェルトライゼンデが馬房内で転倒して大腿骨を骨折、予後不良と診断され安楽死処置を致しました」と投稿した。
3冠馬
コントレイルと同世代の17年生まれで20年クラシック3冠皆勤を果たし、
皐月賞8着からダービー3着、
菊花賞は7着。古馬になって22年
鳴尾記念、23年
日経新春杯と重賞を2勝し、引退後はいったん乗馬になることが決まったが競走馬の
ネットオークションで森本さんが落札した。
「乗馬になっていたら、こんな形にはならなかったのではないかと責任を痛感してます。本当に申し訳ございません。悲しみ、喪失感が大きいです。応援頂いた方々、本当にありがとうございました」と思いをつづった。
スポニチ