「ダービー卿CT・G3」(4月5日、中山)
充実一途の4歳馬
トロヴァトーレを主軸に推す。2走前の
キャピタルSは鼻差の2着に敗れたが、勝ち馬の
ウォーターリヒトは次戦で
東京新聞杯をV。相手が悪かった。前走の
ニューイヤーSは、好位から抜け出す横綱相撲で完勝した。中山では5戦4勝のコース巧者。好相性の舞台なら重賞でも互角に戦えるはずだ。
洛陽Sでリステッド2勝目を飾った
ロジリオン。初の58キロ+大外枠も難なくクリアして、着差以上の強さでV。昨年のNHKマイルCでは
ジャンタルマンタル、
アスコリピチェーノに続く3着。2頭の活躍を見れば、秘める能力はG1級だ。
阪急杯で2着に逃げ粘った
アサカラキング。最後は勝ち馬の決め手に屈したが、マイペースに持ち込んで、ゴール寸前まで踏ん張った内容は評価できる。気分良く運べれば、そう簡単には止まらないことは証明済み。小細工なしの逃げで、今度こそ押し切る。
昨年の
ニュージーランドT制覇後に骨折が判明して、休養に入っていた
エコロブルームは復帰戦。中間の乗り込み量は豊富で、力を出せる仕上がりにある。
提供:デイリースポーツ