第69回
大阪杯・G1は4月6日、阪神競馬場の芝2000メートルで行われる。
ベラジオオペラ(牡5歳、栗東・
上村洋行厩舎、父
ロードカナロア)は昨年の当レース勝ち馬。今年は
有馬記念4着からの直行となるが、1週前追い切りでド迫力の動きを披露し、ほぼ仕上がっていると考えていい。阪神で3戦3勝、内回り向きの脚質を考えると崩れることは想像しづらい。
ステレンボッシュ(牝4歳、美浦・
国枝栄厩舎、父
エピファネイア)は前走の
香港ヴァーズで3着。かなり外を回るロスもあったことを思えば、強い競馬だった。これまでの8戦で全て3着以内を確保している超堅実派で、引き続きモレイラ騎手の継続騎乗も心強い。
G1馬
ジャスティンパレス(牡6歳、栗東・
杉山晴紀厩舎、
父ディープインパクト)はスタートで位置を取れない競馬が続くが、展開が不向きの昨年の
天皇賞・秋で0秒3差4着と地力は確か。久々に騎乗する鮫島駿騎手とのコンビで一発があるか。
6戦5勝の
シックスペンス(牡4歳、美浦・
国枝栄厩舎、父
キズナ)は前走の
中山記念でレコードV。操縦性のいいタイプで、初の2000メートルでも好勝負になりそうだ。
ホウオウビスケッツ(牡5歳、美浦・
奥村武厩舎、父
マインドユアビスケッツ)は昨年の
天皇賞・秋で3着に粘った。前走の
金鯱賞では勝ち馬と鼻差の2着で、その先行力は阪神の内回りで生きてくる。
ボルドグフーシュ(牡6歳、栗東・
宮本博厩舎、
父スクリーンヒーロー)は長期休養明けを使われるごとに良化してきた。1週前は珍しくCWコースで追い切られ、一番時計タイをマークした。過去に
菊花賞と
有馬記念で2着があり、侮れない存在だ。
スポーツ報知