◆第69回
大阪杯・G1(4月6日、阪神・芝2000メートル)=3月31日、栗東トレセン
エコロヴァルツ(牡4歳、栗東・
牧浦充徳厩舎、
父ブラックタイド)は、全休日のこの日、厩舎内の馬房で
リラックスした様子で過ごした。レコード決着だった前走の
中山記念は
シックスペンスに鼻差2着惜敗も、本番で逆転可能な着差だ。「負けこそしましたが、よく頑張ってくれている。この馬もレコードで走っていますからね」と山田助手は評価した。
以前は精神面に課題があり、極端なレースしかできなかったが、近2走は好位で折り合う“優等生”ぶり。「昨年の今頃に比べると、落ち着きが出てきた。ジョッキー(
ミルコ・デムーロ騎手)も乗りやすいと言ってくれていますし、それが一番ですね」と同助手。レース、調教で我慢を教えてきた陣営の努力が実った格好だ。
阪神内回り2000メートルは、引き続き機動力の生かせる舞台設定。「前に行く馬もいますし、いい位置に入って競馬ができれば」。重賞未勝利で実績は見劣っても、侮れない存在だ。
スポーツ報知