◆第69回
大阪杯・G1(4月6日、阪神競馬場・芝2000メートル)=4月1日、栗東トレセン
関東馬の
ソールオリエンス(牡5歳、美浦・
手塚貴久厩舎、父
キタサンブラック)は3月28日に栗東入りして調整を行っている。明日2日の最終追い切りには、初コンビの
松山弘平騎手=栗東・フリー=が騎乗する予定。「思った以上に色々と気にして、(本来の姿には)もう少し時間がかかるかも」と名畑助手は冷静に分析しながらも、当日までの上がり目を期待する。
初の栗東滞在を選択した理由は、昨年のこのレースにあった。前日輸送で阪神競馬場の滞在馬房に入ったものの、最寄りの仁川駅に響く
アナウンスが耳に入る場所。馬房で落ち着きを欠いた。
「あの時はイレ込んでしまって、今までで最低馬体重になってしまった。京都で結果を出しているように、本来は輸送を気にしないタイプなんですが」と名畑助手。栗東滞在なら当日輸送で「騒音」の影響は軽減される。23年の
皐月賞馬が復活へ、万全の態勢を敷いた形だ。
スポーツ報知