◆ドバイ・ワールドC・G1(4月5日、メイダン競馬場・ダート2000メートル)追い切り=2日、メイダン競馬場
ドバイ・ワールドCを最後に現役を引退し、種牡馬入りすることを表明している
ウシュバテソーロ(牡8歳、美浦・
高木登厩舎、父
オルフェーヴル)は、ダートコースで最終追い切りを行った。
僚馬で同レースに出走する
ウィルソンテソーロ(牡6歳、父
キタサンブラック)との豪華併せ馬。内から追走してパワフルな身のこなしを見せ、やや先着する形でゴールした。高木調教師は「ドバイで調子が上がってきている。2頭ともゴール後も止まらなかった。楽しみです」と笑顔を見せた。
前走のサウジCは3着と、G1では3戦ぶりの馬券圏内。高木師は「サウジでだいぶ闘争心が出てきている。先週までは、ピリピリさせて闘争心を出す調教を組んでいました。攻めました」と中間の調整過程を説明する。ラストランに向け、「8歳ですから、無事にレースを終えることが一番です」と願いを込めた。
スポーツ報知