◆第69回
大阪杯・G1(4月6日、阪神競馬場・芝2000メートル)追い切り=4月2日、美浦トレセン
ステレンボッシュ(牝4歳、美浦・
国枝栄厩舎、父
エピファネイア)はWコースでの併せ馬で6ハロン83秒6―12秒0を馬なりでマークした。追い切りに騎乗して、共同会見に出席したモレイラ騎手のコメントは以下の通り
―前走(
香港ヴァーズ3着)を振り返って
「結果は別として、競馬の中身はいいパフォーマンスだったと思います。レースは大外の影響もあったし、スタートしてからペースも遅かったので道中で前の馬もなかなか進んでいかず、早めに外に出さないといけなかった。そのロスと、外枠のぶんで最後の脚に負担がかかってしまったので、いつものような末脚を使えなかった。パフォーマンス自体は良かったが、いい展開にならずに終わってしまった。
大阪杯で能力を出せればいい勝負が出来ると思うので、もう一度騎乗するのを楽しみにしています」
―最終追い切りについて
「今日はオーバーワークにならないように、ウォーミングアップ後はWコースに入って、スムーズにリズム良く調教できました。厩舎から仕上がりいいといわれていたがその通りだでした。乗っている感じも健康的で、調教後の息づかいもよかったし、仕上がりはとてもいいと思います」
―この馬のストロングポイントは?
「特徴はしまいの末脚だと思います。瞬発力があるし、
桜花賞の時は乗りやすくて、スムーズな展開で手応えもよく伸びてくれました」
―阪神の内回りコースについて
「ト
リッキーな部分はあるかもしれませんが、すべての馬が同じ条件。ポジションを取りに行く馬もでてくるだろうし、そうなってペースが流れれば、この馬にとってはいいと思う。細かい分析はまだですが、中団前後のポジションからの競馬になるだろうと考えると、いいペースになればこの馬の特徴をみせてくれるのではないかと思います」
―日本のファンにメッセージを
「日本の競馬ファンは素晴らしいです。特に
パッションですね。毎回、騎乗するときの応援は本当に心に響くので、いつもフィーリングがいい。サポートしていだいて感謝していますし、
大阪杯でもいいレースになると思うので、それを楽しんでください」
スポーツ報知