「
大阪杯・G1」(6日、阪神)
重賞連勝中の
シックスペンスは2日、新コンビの横山武を背に、シャープな動きを披露した。
毎日王冠と
中山記念を連勝中の
シックスペンスが、美浦Wで抜群の動きを見せた。
サトノトルネード(5歳2勝クラス)を6Fで5馬身追走し、直線に入って馬体を合わせ、馬なりのままで1馬身先着。6F82秒8-36秒6-11秒4と申し分のない時計をマークした。
初騎乗となる横山武は「4角ではこちらが合図をしたらいつでも動ける態勢で、動きも素早かった」と説明。想像以上の乗り味で、「指示に忠実で折り合いの心配もなく、乗りやすかった。オートマのようですね」とスムーズな走りを車に例え、高い評価を与えた。
国枝師もトーンは高い。前走は爪の状態がひと息で思うような調整ができなかった。それが、この中間は1週前から美浦Wで併せ馬を行い、調教強度を上げての調整ができた。「爪の状況が良くなり、満足のいく動きでした。状態は今までの中でも一番いいと思っています」と納得の表情だ。
有力馬として迎えるG1。指揮官は「持っているポテンシャルはかなりのものがあると思っているので、いい結果を出したいです」と力を込める。底を見せていない素質馬が、連勝街道を突き進み、頂点奪取を狙う。
提供:デイリースポーツ