「
チャーチルダウンズC・G3」(5日、阪神)
スピード感あふれる動きで、一瞬のうちに併走馬をかわし去った。朝日杯FS3着の実績がある
ランスオブカオスは2日、吉村が騎乗して栗東CWで
カンプウ(3歳未勝利)に3馬身先着。優れた切れ味を発揮して、ラスト11秒3の好タイムをたたき出した。
「現状の
テンションを確認してもらいましたが、思うような調整ができています。体調の波が大きくないので、いつも通り動けるんじゃないでしょうか」。
奥村豊師は笑みを浮かべて、状態の良さを強調した。
前走の
きさらぎ賞は初の1800メートルで3着。「距離が長いかなと思いました。それでこのレースを」と、再びマイル路線へ矛先を変えた。NHKマイルCで朝日杯FS以上の結果を出すためにも、まずはここで初タイトルを奪取する。
提供:デイリースポーツ