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エリカエクスプレス(3日・城谷)
新馬-
フェアリーSを連勝し
桜花賞(13日・阪神、芝1600m)の有力候補に数えられている
エリカエクスプレス(牝3歳、栗東・杉山晴)がこの日、栗東CWで追い切られた。道中で鞍上との呼吸が合わずラップが乱れるシーンがあり、6F78秒3-34秒8-11秒2(一杯)の数字ほどゴール前の伸び脚にはインパクトがなかったが、このひと追いでガスが抜けて上向くのは確実。馬体は既に仕上がっており、あとは気持ちのコントロールだけ…最終調整でそのあたりがどこまで良くなってくるかに注目だ。
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エンブロイダリー(3日・竹原)
デイリー杯クイーンC覇者で、
桜花賞(13日・阪神、芝1600m)に出走予定の
エンブロイダリー(牝3歳、美浦・森一)がこの日、栗東CWで6F81秒7-35秒5-11秒1(一杯)をマーク。僚馬
タイセイフェスタ(4歳2勝クラス)に0秒6先着した。徐々に加速し直線はグーンと伸びており、気合面も申し分ない。栗東入厩後も調整は順調で、ひと叩きの効果で大きく上向いている印象だ。
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ジュタ(3日・河西)
この日の栗東CWで目を見張る伸び脚を見せたのが
ジュタ(牡3歳、栗東・矢作)。
ゴーサインを出されると一気に加速し、僚馬でス
プリングS3着の
キングスコール(3歳1勝クラス)を置き去りにした。6F81秒4-11秒0(一杯)と時計的にも上々。
皐月賞(20日・中山、芝2000m)を予定しており、ゲートインがかなえば好勝負になるとみた。
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ファウストラーゼン(3日・玉川)
この日、杉原騎手と会った際に、
皐月賞(20日・中山、芝2000m)で騎乗予定の
ファウストラーゼン(牡3歳、栗東・西村)について少し会話を交わした。「来週木曜(10日)の1週前追い切りに行きますよ」。思い起こせば、17番人気で3着に激走した
ホープフルS、重賞初制覇を飾った
弥生賞ディープ記念の前も同様のパターンだった。今回も功を奏して、いい結果が出ることを期待している。
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ノクターン(3日・澤田)
1月中山で新馬戦を快勝した
キタサンブラック産駒の
ノクターン(牝3歳、美浦・木村)は、モレイラとのコンビで次週の
忘れな草賞(13日・阪神、芝2000m)を予定している。土田助手は「調教ではいい意味で余裕があり、おとなしいタイプ。実戦では反応して脚を使えて、初戦はいい勝ち方でした」と振り返る。叔母に
ラヴズオンリーユーなどを持つ血統馬。「距離があっていいタイプで、ここも期待したい」と自信を持っていた。
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エネルジコ(3日・石渡)
新馬-
セントポーリア賞を連勝後、戦列を離れている
エネルジコ(牡3歳、美浦・高柳端)が帰厩。この日は美浦坂路で4F56秒6-41秒6-13秒8を記録した。連日の降雨の影響によりタフな馬場状態のなか、パワフルな走りを披露。帰厩後1本目の追い切りとしては満足のいく動きだった。
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提供:デイリースポーツ