「
兵庫女王盃・Jpn3」(3日、園田)
1番人気の
テンカジョウが最終3角から4頭併走での死闘を制して重賞2勝目を挙げた。2着は2番人気の
アーテルアストレアが向正面から先に仕掛けて粘り込み、3着には最終4角で先頭に立った
ライオットガールが入った。
JRA勢4頭による死闘を制した
テンカジョウが、昨年9月の
マリーンカップ・Jpn3以来となるダート
グレード競走2勝目を挙げた。初コンビの松山は「馬が強かった。能力は非常に高いので、こういう競馬をしてくれた」と相棒に驚嘆した。
アンデスビエントが逃げて、2番手に
ライオットガール、3番手に
テンカジョウ、4番手に
アーテルアストレアで周回。2周目向正面で
アーテルアストレアが先に仕掛けると、最終3角から4頭横一線で競り合う展開になった。「コーナーの多い競馬は経験が少ないので、コーナーで置かれたが、直線を向くと伸びて強かった」と鞍上。最後は2着に2馬身差をつける完勝だった。
松山は地方重賞19勝目。兵庫競馬でのダート
グレード競走は2023年の
兵庫ジュニアグランプリ・Jpn2以来の3勝目。「園田は地元・兵庫県で大好きな競馬場。こうして勝利を挙げることができてうれしく思います」と祝福する観客の声援に応えた。
提供:デイリースポーツ