UAEアラブ首長国連邦のメイダン競馬場で開催される
ドバイワールドカップデー。日本時間5日(土)22時45分発走のゴドルフィンマイルから、26時30分発走の
ドバイワールドカップまで7競走に計24頭の日本馬が出走する。
うち、
ドバイゴールデンシャヒーン、
ドバイターフ、
ドバイシーマクラシック、
ドバイワールドカップの4レースは日本での馬券発売も実施。土曜夜遅くにはなるが、世界のホースマンが熱視線を注ぐビッグイ
ベントから目が離せない。
■純血アラブ種によるG1競走
日本時間21時35分はドバイカハイラクラシック(5歳上・純血アラブG1・ダ2000m)。中東や欧州ではまだまだ盛んなアラブ種による大一番。日本馬、
JRA所属ジョッキーの参戦は無いが、馬場傾向をつかむためにも、ぜひチェックしておきたい。
■日本ゆかりの血統が出走する長距離戦
日本時間22時10分はドバイ
ゴールドカップ(4歳上・首G2・芝3200m)。日本馬の出走は無いが、
ダイワメジャー産駒のダブルメジャー、
ハーツクライ産駒の
コンティニュアスと、日本ゆかりの血統馬が2頭出走する。
■ダートマイルに強豪集う
日本時間22時45分はゴドルフィンマイル(南半球産3歳上、北半球産4歳上・首G2・ダ1600m)。昨年は日本馬の出走は無かったが、今年は
ペプチドナイルと
カズペトシーンがエントリーしている。海外勢で注目はレイジング
トレント。前走で
マリブS(米G1)を制しており、日本勢にとっては手ごわい相手になりそうだ。
■電撃6Fの直線重賞
日本時間23時20分はアルクオーツス
プリント(3歳上・首G1・芝直線1200m)。同時期に
高松宮記念が行われることもあり、これまで参戦した日本馬は少なく、22年
ラウダシオンの9着が最高着順。今年は
ダノンマッキンリー、
ピューロマジック、
ウインカーネリアンが挑む。日本勢として初戴冠なるか。
■日本馬4連覇へ
日本時間24時00分はUAEダービー(3歳・首G2・ダ1900m)。22年
クラウンプライド、23年
デルマソトガケ、24年
フォーエバーヤングと日本馬が3連覇を飾っている。今年は
シンフォーエバー、
アドマイヤデイトナ、
ドンインザムード、ドラゴンの4頭がチャレンジ。勝てば
ケンタッキーダービーへの視界も開ける。
■今年こそ悲願達成を
日本時間24時40分は
ドバイゴールデンシャヒーン(3歳上・首G1・ダ1200m)。これまで数多くの日本馬が出走してきたが、いまだ勝利した馬はいない。今年は
リメイク、
アメリカンステージ、
クロジシジョーが出走。対するは昨年覇者のタズ、BCス
プリントなどを制した米最優秀短距離牡馬ストレート
ノーチェイサーなど。
■7カ国から出走馬集う
日本時間25時15分は
ドバイターフ(南半球産3歳上、北半球産4歳上・首G1・芝1800m)。日本馬がこれまで6勝を挙げている得意舞台で、今年は
リバティアイランド、
ソウルラッシュ、
ブレイディヴェーグ、
メイショウタバルの4頭がエントリー。海外勢も手ごわく、
ロマンチックウォリアーや
ファクトゥールシュヴァルなど、計7カ国の夢の争い。
■打倒G1・7勝馬
日本時間25時50分は
ドバイシーマクラシック(南半球産3歳上、北半球産4歳上・首G1・芝2410m)。G1・7勝の
レベルスロマンスに注目が集まる。これまで何度も同馬の後塵を拝している日本勢だが、今度こそ雪辱へ。ダービー馬
ダノンデサイルをはじめ、
シンエンペラー、
ドゥレッツァ、
チェルヴィニアと強力布陣で、“打倒
レベルスロマンス”に燃える。
■日本馬3度目の戴冠なるか
日本時間26時30分は
ドバイワールドカップ(南半球産3歳上、北半球産4歳上・首G1・ダ2000m)。
ラムジェット、
ウシュバテソーロ、
ウィルソンテソーロも出走するが、注目はやはり
フォーエバーヤングだろう。各国のブックメーカーでも圧倒的な1番人気。強力なラ
イバルも見当たらず、日本馬にとって同レース3勝目を飾る可能性は高そうだ。