◆第69回
大阪杯・G1(4月6日、阪神競馬場・芝2000メートル)=4月5日、栗東トレセン
右前肢の腱周囲炎による1年7か月の長期休養から、今回が復帰3戦目となる
ボルドグフーシュ(牡6歳、栗東・
宮本博厩舎、
父スクリーンヒーロー)は、坂路を73秒4―17秒4で駆けた。河原助手は「仕上がっているので、疲れが残らないように軽く体をほぐしました。体も気持ちもできています」と胸を張った。
復帰戦のチャレンジC、続く
アメリカJCCともに4着。使うごとにレース内容が良化し、着実に状態を上げている。「今回は脚元に問題がなかったので、過去2戦よりも攻めて休み前と同じ調整過程でこられました。追い切るごとに動きも良くなり、ピリっとして気持ちに火がついてきました」と上積みは大きい。
2022年の
菊花賞と
有馬記念で2着に入った実力馬だが、重賞勝ちはまだない。同助手は「上がりのかかる競馬になればこちらにも分がある。なんとか重賞を勝てたら。それがG1ならうれしいですね」と力を込めた。
スポーツ報知