ようやく2勝目をゲットした3歳馬に注目が集まっている。阪神9R・
アザレア賞(3歳1勝クラス、芝2400メートル)を勝ったのは、単勝オッズ1・7倍の1番人気に推された
西村淳也騎手騎乗の
ダノンシーマ(牡3歳、栗東・
中内田充正厩舎、父
キタサンブラック)。2023年セレクトセールでの落札額が3億1000万円に達した超高額ホースが2勝目を手にして、ダービー出走への夢をつないだ。
9頭立ての最内枠からスタートした
ダノンシーマは中団をスムーズに追走。最後の直線に入ってからは、外から迫った
ロードガレリアと接触するアク
シデントもあったが、立て直してから再び加速すると、後続に2馬身差をつけてゴールを駆け抜けた。
昨年7月のデビュー戦では3着に敗れたが、立て直して迎えた昨年末の2戦目で初勝利をマーク。
皐月賞出走のためには2勝が必要だったが、3戦目の
フリージア賞では惜しくも2着に敗れたため、ダービー路線を見据えたローテに切り替えていた。
ダノンシーマの2勝目にSNSでは「ダービーに希望をつないだ」「まあここは順当勝ち」「タックルも問題にせず楽勝だったな」「ぶつかってヒヤヒヤしたけどきてよかった」「なんとかダービーに間に合う感じだろうか」「ダービーへの道が繋がった!」などのコメントが寄せられている。
スポーツ報知