天国に届け-。阪神10R・
ポラリスSは1番人気の
サンライズフレイム(牡5歳、栗東・石坂)がトップハンデで快勝。菱田は「素晴らしいスタートから終始リズムよく走れました。強いレースをしてくれました」と満足げに振り返り、石坂師も「自在な競馬ができる馬なので、その強みを存分に生かしてくれたと思います。大きいところを狙いたいですね」と今後のビジョンを語った。
藤岡康太さんで5勝を挙げ、ともに駆け上がった栗毛馬。昨年3月、その藤岡康太さんを背にこのレースを勝って以来、1年ぶりの勝利を飾った。石坂師も「朝、石碑に手を合わせてきました。この馬をつくってくれたのは康太君。一緒にG1を勝ちたかった馬ですからね」と目を潤ませた。
藤岡康太さんが阪神競馬場の落馬事故で亡くなってもうすぐ1年。思いの詰まった特別な1勝となった。
提供:デイリースポーツ