中山11Rの第57回
ダービー卿チャレンジトロフィー(4歳以上GIII・芝1600m)は1番人気
トロヴァトーレ(J.モレイラ騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分32秒4(良)。クビ差の2着に3番人気
コントラポスト、さらに3/4馬身差の3着に6番人気
キープカルムが入った。
トロヴァトーレは美浦・
鹿戸雄一厩舎の4歳牡馬で、父
レイデオロ、
母シャルマント(母の
父エンパイアメーカー)。通算成績は10戦6勝。
レース後のコメント
1着
トロヴァトーレ(J.モレイラ騎手)
「スタートは少し遅く、内枠からいい位置をキープするために少しサポートしたらそのぶん気合が入りましたが、道中はいい手応えで回っていました。残り600mくらいでも手応えは良かったのですが、進路ができるか心配でした。直線に入って内にスペースができたときの反応が素晴らしかったです。最後の100mはタフさを見せてくれて、しっかりゴールインしてくれました。今日の勝ち方はタフでしたし、展開的にスムーズではないなかでの勝利で、能力が高く、成長も見せてくれると思いますし、いつかはGIにも出られると思います」
2着
コントラポスト(
田辺裕信騎手)
「仕切り直しになってから、逆に(ゲートの)中の体勢が大人しくなり、落ち着いていきました。1回目の状態で、スタートを切られたら少しマズかったかもしれません。この馬にしては割と良いスタートをきれました。道中の手応えも良く、最後の直線は外側の馬よりも、内の勝ち馬を意識していましたが相手も地力がありますからね。元々期待していた馬なので、これだけ走ってくれたのは嬉しいです」
3着
キープカルム(A.シュタルケ騎手)
「位置取りはもう少し前で進めたかったのですが、前回乗ったときと同じ感じで、少しゆっくりな感じでした。直線に向いてからは、前が開くのを待たないといけない感じになってしまい、そのぶんもったいなかったです。ただ、開いてからは良い脚を見せてくれたので、今日は頑張って走ってくれたと思います」
4着
マテンロウオリオン(
昆貢調教師)
「絞れてよかったです。あれくらい絞っておいた方が走れますね。この流れなら復活の兆しが出てきました」
5着
ゾンニッヒ(
荻野極騎手)
「馬の雰囲気はすごく良かったですし、直線に向かうまでのリズムも良かったです。しっかり脚も使えていますし、力は出し切れていると思います」
9着
ロジリオン(
松山弘平騎手)
「もう少しやれると思っていたのですが、自分が思っていた以上に大外枠と斤量が響いてしまったと思います」
ラジオNIKKEI