「UAEダービー・UAE・G2」(5日、メイダン)
日本馬が3連覇中のUAEダービー(ダート1900メートル)に今年は4頭が挑み、ルメール騎乗の
アドマイヤデイトナ(牡3歳、美浦・加藤征)がゴール前のデッドヒートを制した。1着賞金58万ドル(約9100万円)を獲得した。
22年
クラウンプライド、23年
デルマソトガケ、24年
フォーエバーヤングと日本馬が3年連続で制しているこのレース。好スタートを切った
アドマイヤデイトナは先頭で直線に入り、ハートオブオナーとの激しい競り合いで勝負根性を発揮してわずか0・04馬身差で制した。
ルメールは「私は勝ったと思ったけど、非常に僅差だったのでぬか喜びしないようにしました」と激戦を振り返る。日本馬が4連覇を果たしたことについては「3歳のこの時期にベストに仕上げる技術、メイダンの馬場も合う」と説明した。
これで
ケンタッキーダービー(5月3日・
チャーチルダウンズ)への出走が濃厚に。ルメールは「競馬の象徴である
ケンタッキーダービーに行けるなら行かなければいけない」と今後を見据えた。
坂井瑠星騎乗の
ドンインザムード(牡3歳、栗東・今野)は3着。
菅原明良騎乗の
シンフォーエバー(牡3歳、栗東・森秀)が4着。
武豊騎乗のドラゴン(牡3歳、栗東・松永幹)は6着だった。
提供:デイリースポーツ