◆第31回ドバイ・
ゴールデンシャヒーン・G1(4月5日、ドバイ・メイダン競馬場・ダート1200メートル)
日本勢は4頭が出走したが、今年も勝利には届かなかった。昨年の
ドンフランキー、21年&22年の
レッドルゼルなど、これまでの日本勢は2着(4度)が最高だったが、
戸崎圭太騎手騎乗の
クロジシジョー(牡6歳、栗東・
岡田稲男厩舎、父
フリオーソ)の4着が最高。今年も勝利を手にすることはできなかった。
戸崎圭太騎手(
クロジシジョー=4着)「調子は良かったので、力は出せたのかなと思います。海外の短距離は道中のペースも速くなるので、ポジションは少し後ろになりましたが、いいリズムで運べましたし、直線も手応え良く伸びて走ってくれました」
地元UAEの3歳馬ダークサフロン(セン3歳、アフマド・ビンハルマシュ厩舎、父
フレイムアウェイ)が逃げ切り、アメリカの
ナカトミ(セン6歳、Wウォード厩舎、父ファイアリングライン)が2着に追い込んだ。その他の日本勢は
アメリカンステージ(牡3歳、栗東・
矢作芳人厩舎、父イントゥミスチーフ)が6着、
リメイク(牡6歳、栗東・
新谷功一厩舎、父
ラニ)は10着に敗れた。
オイシン・マーフィー騎手(
アメリカンステージ=6着)「彼の走りに満足しています。素晴らしいスピードを見せましたし、3歳馬としてはいい走りでした。実力を出し切れるフェアなレースだったと思います」
矢作芳人調教師(
アメリカンステージ=6着)「良く頑張っているなと思いますが、最後の100メートルでバテたのは3歳と古馬の差かなと感じました。状態はすごく良かったですし、彼のキャリアの中では一番に仕上げられた。経験のために連れてきているところもありますし、素晴らしい経験になったと思う。国内では敵なしのス
プリンターになれると思っているので、そのように育てていきたい」
新谷調教師(
リメイク=10着)「年齢を重ねてきて、前まで1200(メートル)で対応できていたんだけど、デットーリ(騎手)の感覚だと距離が延びたほうがいいのかもしれないとのことでした。今なら1400(メートル)とかのほうがいいのかもと」
スポーツ報知