「大阪杯・Ｇ１」（６日、阪神）

　驚異のレコードで連覇を達成した。２番人気のベラジオオペラが、好位から先に抜け出したホウオウビスケッツをとらえ、鮮やかに抜け出す横綱相撲でＶ。ジャックドールのレースレコードを１秒２も更新する１分５６秒２（良）という驚異的なレコードをマークした。２着が４番人気のロードデルレイで、３着には８番人気のヨーホーレイクが入った。

　殊勲の横山和は「相変わらずのスタートの上手さで、欲しいポジションが取れましたし、４コーナーの手応えも良く、負けないと思いました。強いレースを見せてくれましたね」と相棒の圧巻の走りをたたえる。「流れ的にも読めていた流れでしたし、取りたいポジションも取れましたので、ペースよりもリズム良く走れたのが勝因です。気持ち良かったですね」と充実の汗をぬぐった。

　昨年の大阪杯Ｖ後は、Ｇ１だけを走り続けて勝ち切れないレースが続いた。１年ぶりに勝利の美酒に酔い、「またこれから、一からと思っていた中で結果で応えてくれた。馬に感謝ですね。まだまだ良くなる余地を残していますし、順調に、無事にいってほしいです」と今後のさらなる飛躍を期待していた。

提供：デイリースポーツ