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【25年の新種牡馬たち】17年2歳王者のダノンプレミアム 産駒には父が届かなかったクラシック制覇を期待

  • 2025年04月07日(月) 11時30分
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 4月末からホッカイドウ競馬で、6月には中央競馬でも新馬戦がスタートする。昨年はサートゥルナーリア産駒が27勝、ナダル産駒がダートで次々に白星を挙げて話題を集めた。新種牡馬の活躍は2歳戦線での見どころのひとつだが、今年デビューを迎える注目の産駒といえば。17年の朝日杯FSをはじめ重賞5勝を挙げたダノンプレミアムの仔どもには、父が届かなかったクラシック制覇を期待したい。

 ダノンプレミアム父ディープインパクト母インディアナギャル、母の父Intikhabの血統。デビュー戦を4馬身差、サウジアラビアRCを1.3/4馬身差、朝日杯FSを3馬身半差で制し、JRA賞最優秀2歳牡馬に選出された。3歳時は始動戦の弥生賞を1馬身半差で勝利したが、続く皐月賞は挫石が判明して回避し、日本ダービーは直線で伸びを欠いて6着。古馬になってからはマイル~中距離に照準を合わせ、19年には金鯱賞マイラーズCを制したほか、天皇賞(秋)マイルCSで2着に健闘。6歳春の安田記念を最後に現役を退き、アロースタッドで種牡馬入りした。

 初年度は145頭に種付けを行い、うち94頭が血統登録されている。産駒を数頭紹介したい。「アドマイヤシャイの2023」は祖母がブロードアピールで、近親には同世代のダービー馬ワグネリアンがいる。「イッスンボウシ」は岡浩二オーナーの所有馬。祖母がヤマカツマリリンなので、金鯱賞2勝のヤマカツエースが伯父にあたる。最後に「テイエムプレミラン」は昨年のサマーセールにおいて、3100万円(税抜)で落札された。

 3歳春まで破竹の勢いを見せた父と同じく、産駒も若いうちからの活躍を期待したい。父が届かなかったクラシックタイトルの夢も、仔に託すとしよう。

みんなのコメント 6件

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  • ばんじょーさん

    弥生賞2着のワグネリアンも3着のジャンダルムもいなくなってしまった。
    ダノンプレミアムは長く種牡馬として頑張ってください。

  • バーストさん

    ダノンプレミアムって朝日杯勝った後、マイルから2000前後のレース無双するかと思ったら、G1には届かんかったな…
    産駒には頑張ってほしい

  • 複勝しか勝たんさん

    あのリスグラシューを軽くねじ伏せた金鯱賞は今でも記憶に残ってる。
    アーモンドアイに負けはしたけど他には抜かせなかった天皇賞秋もプレミアムの力を再確認した

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