大阪杯で史上初の連覇を成し遂げた
ベラジオオペラ(牡5歳、栗東・
上村洋行厩舎、父
ロードカナロア)は、6日の午後7時半頃、滋賀・栗東トレーニングセンターに到着。一夜明けた7日、担当の月野木助手は「スタートも良く、完璧でしたね。足元の感じとかも含めて、いつも通りのレース後。レコードで走ったという感じではないです」と穏やかな表情。
昨年は陣営が緩さを指摘していたが、今回は放牧から帰ってきて体がたくましくなっていたそうだ。同助手は「完成してきたなと思っていました。金曜(4日)でも若干、体に余裕があったけど、競馬場に着いてから自分でつくってパンプアップした感じ。調教師とも『(前走比)マイナス4キロで出せれば』と話していたけど、
ドンピシャでしたね」と胸を張る。
昨年の
大阪杯が、自身も初めてのG1タイトルだった月野木助手。連覇に関しては「まだピンと来てません。そんなこと(連覇)もあるのかという感じ」とフワフワした感情だという。続けて「今回はチャンピオンの(立場で挑む)プレッシャーもありました。負けたくないなと。まずは
宝塚記念だと思いますが、(
大阪杯の)3連覇を目指したいですね」と期待に胸を膨らませた。
スポーツ報知