◆エリキング(9日・竹原)

　皐月賞(20日・中山、芝2000m)に出走予定のエリキング(牡3歳、栗東・中内田)が、川田を背に栗東CWで1週前追い切り。6F80秒9-35秒8-10秒9(馬なり)。シャイニングソード(4歳3勝クラス)と併入、ディキシーガンナー(5歳2勝クラス)に0秒5先着した。2頭をそれぞれ追走すると直線で並び掛け、グーンと伸びた。中間は坂路とコースを併用して十分に乗り込んでいる。気配はひと追いごとに良化しており、最終追い切りできっちり仕上がるだろう。

◆マジックサンズ(9日・城谷)

　ホープフルSで16着と惨敗後に軽度の骨折が判明し、そこからぶっつけ本番で皐月賞(20日・中山、芝2000m)に挑むマジックサンズ(牡3歳、栗東・須貝)。2週前に佐々木が栗東入りしケイコに跨がった際は「ここから良くなりそうですよ」とまだ良化途上だったが、日を追うごとに気配が上向いてきた。この日の1週前追い切りでは、酒井を背に栗東CWで3頭併せを消化。残り1Fで鞍上が軽くゴーサインを送ると、即座に反応し先着。6F80秒5-35秒8-11秒0(G強め)と破格のタイムをマークした。休養を経て蹴り脚もグンとパワーアップしてきており、いっそう動きが迫力を増している。馬体に多少余裕を残しているが、最終追いと中山までの輸送でちょうど良くなりそうな雰囲気だ。

◆ジュタ(9日・河西)

　皐月賞(20日・中山、芝2000m)に出走予定のジュタ(牡3歳、栗東・矢作)。この日、栗東CWで坂井を背に1週前追い切りを行い、6F79秒3-11秒0(一杯)をマークした。リズム良く力みのないフォームで、直線で鞍上のアクションに応えると、あっという間に僚馬を抜き去り0秒6先着。この出来なら好勝負が期待できる。抽選突破の吉報を待ちたい。

◆「競馬新聞 デイリー馬三郎」は、JRA開催全場の馬柱を完全掲載＆全レース予想！最強の馬三郎取材陣40名超の予想がご覧いただけます。パソコン向けサービスで、在宅での競馬ライフにピッタリ！詳しくはこちらでご確認ください。
※リンク先はパソコン向けのページとなっております

提供：デイリースポーツ