◆コートアリシアン(10日・文元)

　デイリー杯クイーンCは中団から差を詰めての4着だったコートアリシアン(牝3歳、美浦・伊藤大)。「発馬が決まったし折り合いもついて道中の運びは完璧だったが、直線に向いてから本来の末脚を発揮できなかった」と師は振り返る。土曜中山11R・ニュージーランドT(芝1600m)に出走するが、「だいぶスタートを出るようになってきた今ならば中山にも対応できそう。しまいを生かす競馬で改めて」と前を向く。

◆レッドバンデ(10日・森元)

　来週は皐月賞が行われるが、個人的にはその翌週の青葉賞(26日・東京、芝2400m)も同じくらいに楽しみ。春の1冠目に間に合わなかった関東の素質馬がかなり出てくる模様で、ダービーへの2枚の切符を懸けて、激戦が予想される。その青葉賞を佐々木Jで予定しているレッドバンデ(牡3歳、美浦・大竹)が、美浦Wで6F82秒6-11秒6(馬なり)をマーク。毛ヅヤがピカピカに輝き、身のこなしも軽やか。体調は非常にいい。

◆ファウストラーゼン(10日・玉川)

　先週お伝えした通り、この日は皐月賞(20日・中山、芝2000m)へ出走するファウストラーゼン(牡3歳、栗東・西村)の1週前追い切りのため、栗東へ遠征した杉原。電話で「どうだった？ 」と聞くと、「好調ですね。来週が楽しみですね」と明るく語っておりました。

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提供：デイリースポーツ