地方競馬全国協会(NAR)は10日、ライアン・クアトロ(32＝フランス)に短期騎手免許交付を交付した。昨年10月14日から12月6日までの免許期間以来、4回目の免許取得となる。所属先は大井の藤田輝信厩舎で、今回の免許期間は14日から7月4日まで。

　なお騎乗は浦和、船橋、大井、川崎の南関東地区のみ(他地区で行われる交流競走に出走する南関東地区所属馬に騎乗する場合を除く)。

　2017年9月6日～12月5日269戦29勝、23年7月31日～10月30日に77戦15勝、そして昨年105戦14勝の成績を残してきたクアトロはNARを通じて、以下のようにコメントした。

　「日本の騎乗はこれで4回目となり、うれしく思っています。受け入れてくれた藤田輝信調教師、地方競馬全国協会には感謝しています。最初の来日時には29勝を挙げましたが、もっと勝てるよう頑張りたいです。レース以外の楽しみでは京都や富士山、東京などの観光も楽しみたいですね」

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