国内の女性ジョッキーのレジェンド、
宮下瞳騎手=名古屋・
宇都英樹厩舎=が、4月10日の名古屋11R・
東海クイーンカップ・SP1(3歳牝馬オープン、ダート1700メートル)を5番人気の
コパノエミリア(牝3歳、名古屋・宇都英厩舎、父
コパノリッキー)で制覇。直線で外から力強く伸び、ゴール前で1番人気の
エレインアスティ(
大畑雅章騎手)を差し切った。2022年9月のベイス
プリント・SP1(
エッシャー)以来、2年7か月ぶりの通算重賞7勝目となった。
3月17日に名古屋1Rの騎乗後に足の負傷で以降のレースは乗り替わりとなり、靱帯(じんたい)損傷の診断で休養していたが、8日から3週ぶりに復帰。復帰2日目の9日に3勝の固め勝ちをし、この日は重賞勝利と存在感を見せ続けている。
これで通算1333勝目。11日も名古屋で9鞍に騎乗予定となっている。
宮下瞳騎手(
コパノエミリア=1着)「(今の気持ちは)本当にうれしいです。本当に馬がすごく頑張ってくれました。
(移籍初戦で初コンビ)所属の宇都先生から『自分の好きなように乗って』と言われていたので、スタートしてから考えようと思っていました。
(ポジション取りについて)自分が思っていた以上に後ろになったのですが3、4コーナーから反応があったので一生懸命に追いました。
(直線を向いて届く自信は)正直、届かないと思ったのですけど、あとは馬に頑張ってと思って追いました。本当にめちゃくちゃうれしかったです。所属の宇都先生のところで勝つことができ、本当にうれしかったです。
(重賞初タイトル)宇都先生とオーナーさんの意向と思うのですけど、一生懸命に馬の力を発揮できるように頑張って乗りたいです。
(メッセージを)雨の中、残って応援してくださって、ありがとうございました。無事に勝つことができました。これからも一生懸命に頑張るので、応援をよろしくお願いします」
スポーツ報知