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【阪神牝馬S】2番人気のタガノエルピーダは直線失速の7着 団野大成騎手「最後の進路取りが悔やまれます」

スポーツ報知
  • 2025年04月12日(土) 17時13分
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◆第68回阪神牝馬S・G2(4月12日、阪神競馬場・芝1600メートル、良=1着馬にヴィクトリアマイルへの優先出走権)

 ヴィクトリアマイルの前哨戦に古馬牝馬14頭が出走し、9番人気のサフィラ(4歳、栗東・池添学厩舎父ハーツクライ)が3着まで鼻差の大激戦を制して重賞初勝利を飾った。松山弘平騎手は20年のサウンドキアラ以来、同レース2度目の勝利。昨年の京王杯2歳S(パンジャタワー)以来の重賞勝利で、16年から10年連続の重賞Vとした。父ハーツクライの産駒は今年の重賞初勝利で、11年から15年連続の重賞V。半姉のサラキア(父ディープインパクト)、全兄のサリオスに続く、3きょうだい重賞勝利となった。勝ちタイム1分32秒8。

 同馬は2歳時の23年にアルテミスSで2着になり、1番人気だった阪神JFでは4着。今年初戦で前走の斑鳩S・3勝クラスでは3着で、今回は重賞に格上挑戦だったが待望の重賞初タイトルを獲得した。

 2着は3番人気で西村淳也騎手の負傷で幸英明騎手に乗り替わったアルジーヌ、3着は8番人気のラヴァンダ(岩田望来騎手)。3連単は36万2400円の高配当となった。

 団野大成騎手(タガノエルピーダ=7着)「直線までスムーズだったので、最後の進路取りが悔やまれます。一瞬迷ったぶん、最後スムーズさを欠いてしまいました」

 鮫島克駿騎手(ドゥアイズ=8着)「インが有利な馬場で、この枠なので内でじっとしてアルジーヌラヴァンダと同じようなポジションにつけました。4コーナーで動きがあったときに、置かれる感じになりました。最後は詰めていますが、そこで離されたぶんですね。筋肉量が増えて、スピードよりもパワーが付いてきたので、タフな馬場コンディションの方が力を出せると思います」

 藤岡佑介騎手(ドナベティ=9着)「気分良くじっくりという指示でした。しぶとく伸びてくれていますし、9着とはいえ差のないところまで来ています。展開ひとつですね」

 アンドレアシュ・シュタルケ騎手(ウンブライル=10着)「今回はゲートの中で集中できませんでした。スタートから流れに乗れず、少し馬を気にするところがありました。ペースがスローで、ヨーイドンになってしまいましたからね」

 ミルコ・デムーロ騎手(キミノナハマリア=11着)「外、外を回る形になってしんどかったです。もうちょっと内で我慢できていれば」

 横山典弘騎手(スウィープフィート=12着)「あれだけ引っかかってはね。今日は雰囲気があまり良くなかった」

 北村友一騎手(イフェイオン=14着)「最後までしっかりと脚を使えていないです。ハナに行っても力が抜けるような馬じゃなくて、ずっと力んでいる感じがしました。ペースうんぬんでなく、馬自身がもう少し抜けたところで走れたら脚を使えると思います」

スポーツ報知

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