オーストラリアG1「
クイーンエリザベスS」が12日、シドニー近郊のランドウィック競馬場行われた。日本から遠征した
ローシャムパーク(牡6=田中博)は13頭立ての6着、
ジオグリフ(牡6=木村)は最下位13着に敗れた。
五分のスタートを切った
ローシャムパークは後方から。リズム良く運んで迎えた直線、外からジリジリ差を詰めたが前を捉え切れなかった。ルメールは「ちょっと残念。道中は良かったけど、休み明けのせいか追ってからの反応がいまひとつでした」と回顧。田中博師は「良い雰囲気の中で、この子の走りや振る舞いを見せられた。止まってはいないが、脚色が鈍ったところもあったので原因を探っていきたい」と前を向いた。一方、
ジオグリフは好発から先団インを追走するも直線で失速。レーンは「最後の600メートルで止まってしまった」と肩を落とした。
なお、レースは地元が誇る女王
ヴィアシスティーナ(牝7=ウォーラー)が3連勝でG1・9勝目を飾った。
スポニチ