「
皐月賞・G1」(20日、中山)
クロワデュノールに本当に死角はないのか。データ班が出走馬を入念にリサーチしたところ、同馬を含む3頭が全項目を減点なしでクリアした。なかでもイチ推しは過去10年で5勝を挙げる
共同通信杯を制した
マスカレードボールだ。“1強”とささやかれる今年の
皐月賞を分析する。
▼傾向(過去10年)
牡馬クラシックの第1弾。
▼人気
1番人気〈2・0・3・5〉
2番人気〈3・1・0・6〉
3番人気〈1・3・2・4〉
4番人気〈0・2・1・7〉
5番人気〈1・1・0・8〉
上位人気馬の信頼度は高いとは言えない。7~12番人気馬が3勝、2着3回、3着3回と伏兵の台頭も多い。
▼所属
美 浦〈5・5・3・52〉
栗 東〈5・5・7・90〉
▼
ステップ 共同通信杯〈5・0・4・12〉
ホープフルS
〈2・0・0・4〉
※G2時も含む
ス
プリング〈1・1・2・32〉
京成杯〈1・0・1・5〉
毎日杯〈1・0・0・6〉
弥生賞〈0・5・2・32〉
若葉S〈0・1・0・18〉
勝ち馬9頭が
ホープフルSか、年明けの千八重賞から参戦。
共同通信杯が最強ローテも、近年は
ホープフルSからの直行組も強く、この2レースで7勝をマーク。
弥生賞ディープ記念組のVは10年
ヴィクトワールピサを最後に途絶えている。
▼前走内容
勝ち馬全頭が2着以内。同9頭が4番人気以内に支持されていた。
▼キャリア
勝ち馬9頭が2~4戦だった。
▼実績
勝ち馬9頭に
ホープフルS勝ちか、芝1800メートルの3歳重賞で連対経験があった。
▼決め手
逃 げ〈0・0・0・10〉
先 行〈4・6・4・26〉
差 し〈5・3・5・58〉
追 込〈1・1・1・48〉
勝ち馬全頭が前走の4角を2~5番手で通過するか、最速上がりをマークしていた。
▼注目馬 3頭が全項目をクリア。そのなかで最強ローテの
共同通信杯Vの
マスカレードボールを最上位評価とする。減点なしの
クロワデュノール、
サトノシャイニングが続く。(記録室)
提供:デイリースポーツ