◆第85回
皐月賞・G1(4月20日、中山競馬場・芝2000メートル)追い切り=4月16日、栗東トレセン
右第1指骨剥離骨折から約5か月ぶりに復帰する
エリキング(牡3歳、栗東・
中内田充正厩舎、父
キズナ)は、CWコースを半周してから坂路入り。単走でも上々の行きっぷりで軽快に駆け、54秒6―12秒7をマークした。
中内田調教師は「先週にしっかり負荷をかけて動きは十分かなと思ってました。今週は輸送競馬なので、
テンションが上がらないように。休み明けでもしっかり負荷をかけているので、疲れを残さないように坂路で微調整」と仕上がりにうなずいた。
豪G1馬を母に持ち、2023年のセレクトセール1歳
セッションで2億1000万円の値がついた素質馬。前走の京都2歳Sで、デビューから無傷3連勝で重賞初制覇を飾ったが、レース後に故障が判明した。2歳王者
クロワデュノールとは初対決。トレーナーは「向こうはすでに実績があり、こちらは
チャレンジャー。どこまで近づけるか」と力を込めた。
スポーツ報知