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JRA騎手の藤田菜七子さん(27)が16日、ホッカイドウ競馬をライブ配信するYouTube「なまちゃき」にゲスト出演、昨年10月11日に現役引退後、初めて公の場に姿を見せた。
この日はホッカイドウ競馬「
グランシャリオナイター」2025シーズン開幕日。藤田さんは同じく元
JRA騎手の細江純子(50)とともにYouTubeで半年ぶりに元気な姿を披露した。
「なまちゃき」について「もちろん知っていました。何度か見ていました」とコメント。ホッカイドウ競馬の予想にもチャレンジするが、予想については「自信はないのですが、結構、頑張って予想してきたので当たるといいな」と話した。
細江さんが「ノートにいっぱいメモしてあるんです」と指摘したように事前勉強は万全の菜七子さん。「転入してきた馬との差が分からない。門別でどう通用するか分からない」と予想に戸惑いながらも、人生で初めて買い目を披露した。
また、細江さんから現役引退後の過ごし方を問われると「この期間は競馬をなかなか見られなかったんですけど、門別の仕事を声かけていただいてから競馬をたくさん見るようになった。たくさん休むことができたというか、リフレッシュできたというか、そういう感じです」と明かした。
◇藤田 菜七子(ふじた・ななこ)1997年(平9)8月9日生まれ、茨城県出身の27歳。競馬とは関係ない家庭に育つ。16年3月、美浦・
根本康広厩舎からデビュー。同年4月10日の福島9R(
サニーデイズ)で初勝利。19年、G3カペラS(
コパノキッキング)を制し
JRA重賞初勝利、同時に
JRA女性騎手による
JRA平地重賞初勝利をマーク。
JRA通算3897戦166勝(重賞1勝)。昨年7月10日、
JRA職員と結婚したことを発表。同10月11日に騎手を引退。1メートル57、45キロ。血液型A。
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