現地時間14日、仏・ロンシャン競馬場で行われたヴェルメイユ賞(3歳上牝、仏G1・芝2400m、12頭立て)は、C.スミヨン騎手騎乗の圧倒的1番人気
ザルカヴァ Zarkava(牝3、仏・A.ロワイユデュプレ厩舎)が、スタートで大きく出遅れるも、最後方から直線だけで全馬を交わし、ダーレミ
Dar Re Miに2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは2分26秒00(稍重)。さらに1/2馬身差の3着にはトリートジェントリー
Treat Gentlyが入った。
勝った
ザルカヴァは、
父Zamindar、
母Zarkasha(
その父Kahyasi)という血統の愛国産馬。昨年9月にロンシャン・芝1600mでデビュー勝ちを収めると、2戦目のマルセルブサック賞(仏G1・芝1600m)でG1初制覇。今年は4月のグロット賞(仏G3・芝1600m)で始動し、続く仏1000ギニー(仏G1・芝1600m)を2馬身差、仏
オークス(仏G1・芝2100m)を3馬身差でそれぞれ快勝しており、今回の勝利で無傷の6連勝となった。通算成績6戦6勝(重賞5勝)。
次走は10月5日に行われる
凱旋門賞(仏G1)を予定しており、同馬は現在イギリスの各ブックメーカー発表の前売りオッズでいずれも1番人気となっている。