現地時間5日、仏・ロンシャン競馬場で行われた
凱旋門賞(3歳上、仏G1・芝2400m、16頭立て)に、日本の
メイショウサムソンが
武豊騎手騎乗で出走。後方3、4番手からレースを進め、直線では内を突いたが伸びを欠き10着に敗れた。
勝ったのはC.スミヨン騎手騎乗の1番人気
ザルカヴァ Zarkava(牝3、仏・A.ロワイユデュプレ厩舎)。中団追走から直線で鋭い伸び脚を見せ、
ユームザイン Youmzainに2馬身差をつけ快勝した。勝ちタイムは2分28秒80(稍重)。さらに1/2馬身差の3着はイッツ
ジーノ It's Ginoと
ソルジャーオブフォーチュン Soldier of Fortuneが同着。G1・5連勝中だった
デュークオブマーマレード Duke of Marmaladeは7着に敗れている。
勝った
ザルカヴァは、
父Zamindar、
母Zarkasha(
その父Kahyasi)という血統の愛国産馬。昨年9月にロンシャン・芝1600mでデビュー勝ちを収めると、2戦目のマルセルブサック賞(仏G1・芝1600m)でG1初制覇。今年は4月のグロット賞(仏G3・芝1600m)で始動し、続く仏1000ギニー(仏G1・芝1600m)、仏
オークス(仏G1・芝2100m)、前走のヴェルメイユ賞(仏G1・芝2400m)を快勝。今回の勝利で無傷の7連勝となった。通算成績7戦7勝(重賞6勝)。