今年もロマンチックウォリアーが主役を張る。今春は中東に遠征し、ジェベルハッタVからサウジC、ドバイターフと続けて2着。帰国後、左前脚を傷めていることが判明し、ネジ1本を埋める手術を受けた。幸い大事に至らず、間隔を空けて英気を養い、今季初戦のジョッキークラブCで貫禄V発進。道中スッといい位置を取り、手応え通りに脚を使えるから崩れるイメージがない。当レース4連覇へ、視界は開けている。

　ベラジオオペラは大阪杯連覇を成し遂げ、前走宝塚記念2着。地力強化の跡がうかがえた。狙い澄ました直行ローテで地元の強豪にぶつかっていく。ロードデルレイは左後肢の筋肉痛で天皇賞・秋を回避。誤算はあったが、そこから立て直し、調子を上げている。蒸し暑さがこたえたのか宝塚記念は追走に手いっぱい。あれは参考外でいい。大阪杯2着を見てもポテンシャルは高い。牝馬限定G1で結果を出しているキジサナは芝のコンディションがいいシャティンが合いそう。

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