5回中山開催の2週目。メイクデビューは土日で計4鞍が組まれている。じっくりと成長を待った馬たちの初陣に注目だ。
【12月13日(土) 中山芝1800m】
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セツナサ(牡、父
サートゥルナーリア、
母ホロロジスト、美浦・
武井亮厩舎)
昨年のセレクトセールに上場され、取引価格は2億3100万円(税込み)。母はアメリカのダート重賞を3勝している。当初は夏場のデビューを目指していたが、じっくりと成長を促した。再々入厩後はウッドチップコースで順調に追い切りを消化。先週はポリトラックコースで古馬と併せて先着している。「まだ動き切れていないところはあるけど、ずいぶんと良くなっている。心肺機能が高いし、素材はいい」と
武井亮調教師。鞍上はT.マーカンド騎手が予定されている。
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セットエトワール(牝、父
シルバーステート、
母セブンスセンス、美浦・
鹿戸雄一厩舎)
伯父に
シックスセンス(
京都記念のほか、
皐月賞2着、
日本ダービー3着、
香港ヴァーズ2着など)や
デルフォイ(
京都新聞杯2着)がいる。「体質の弱さから時間がかかった。なかなかピリッとしてこなかったけど、追い切るごとに良くなっているし、まだまだ変わってきそう。だいぶ動けるようになってきたし、実戦の軽い芝で良さが出そうなイメージです」と
鹿戸雄一調教師。鞍上は
荻野極騎手が予定されている。
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ブラッキッシュ(牡、父
キタサンブラック、
母シネマトグラフ、美浦・
木村哲也厩舎)
祖母は米G1を3勝。伯母に
パシフィックギャル(フラワーC2着)、伯父に
サトノソルタス(
金鯱賞2着、
共同通信杯2着)がいる。「コンパクトな馬体だけど、
バランスは悪くない。カイバの食いなども含め、しっかりとしてくれば良くなりそうです」と太田調教助手。鞍上は
戸崎圭太騎手が予定されている。
【12月13日(土) 中山ダート1800m】
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フォルマシオン(牝、父
オルフェーヴル、
母カルマート、美浦・
菊沢隆徳厩舎)
母は
紫苑Sの勝ち馬。近親に
プリサイスマシーン(重賞4勝)がいる。「500kg超えの大柄な牝馬。気持ちの部分には牝馬らしい繊細さがある。まだ手前の替え方など器用さに欠けるけど、心肺機能は高い。
パワー型でダートの中距離が良さそうです」と
菊沢隆徳調教師。鞍上は
横山武史騎手が予定されている。
(取材・文:竹之内元)