「阪神JF・G1」(14日、阪神)
以前、書いたコ
ラムネタとカブりつつもう一度、紹介させてもらう。あれは北へ旅立つ
シンリョクカを見送りに竹内厩舎へ出向いた時のこと(YouTube デイリー競馬 馬サブローでぜひご視聴ください)。担当の美濃厩務員とは初対面だったので、興味本位にこれまでの経歴をうかがうと「以前、父と一緒に矢野照正厩舎に勤めていてね。父は
シャコーグレイド、僕は
テンジンショウグンを担当していたんだ」と聞いてビックリ。世代
ドストライクの私は思わず胸が熱くなった。
シャコーグレイドの
ハイライトは91年
皐月賞。
トウカイテイオーが断然人気のなか、16番人気の同馬が2着に力走。
シンボリルドルフVS
ミスターシービーの“2世対決”は大きな話題となった。そして
テンジンショウグンと言えば、何と言っても98年
日経賞。12頭立て12番人気での勝利は、馬番連勝式&枠番連勝式で
中央競馬の重賞史上最高の払戻金額を記録した。
この両馬はきょうだいで、母名はシユアンス。母系をたどれば、小岩井農場の基礎輸入牝馬
プロポンチスまでさかのぼり、この奥深さのある血が阪神JFに登録している
ノアールビーナスへと受け継がれている。同馬の全兄は22年NHKマイルCで最低18番人気ながらも3着に激走したあの
カワキタレブリー。抽選を突破した先には、大波乱が待っているかも!?
提供:デイリースポーツ