16日(日)に京都競馬場で行われる
エリザベス女王杯(GI)に出走予定の
トレラピッド(仏)および
フェアブリーズ(独)の調教状況及び関係者のコメントが13日、
JRAより発表された。
なお、両馬は昨夜、京都競馬場に到着している。
※京都競馬場 天候:晴、馬場状態:良
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トレラピッド Tres
Rapide(牝3)
【調教状況(カール・ヴァイヨン厩務員騎乗)】
調教時間…7:00~7:15
調教内容…ダートコースを使用。速足半周から軽めのキャンターで半周した後、強めのキャンター1周強(1800m)
【リュドヴィック・ギャドバン攻馬手の話】
「今日は1800mのキャンター調教を行ったが、天気も良く、慣れた調子で良い雰囲気だった。明日は1400mから1600mくらいの距離で、ラスト200mはスピードを上げた調教を行うつもり。レース当日まで芝コースに入る予定はない」
【カール・ヴァイヨン厩務員の話】
「馬も時差ボケから回復して、体調も良くなっており本番が楽しみ。素直で言うことをきいてくれるのがこの馬の良いところ。今日も落ち着いた状態で調教できた。
トレラピッドはフランス語で『とても速い』という意味なので、他の馬より速く走ってくれることを期待したい」
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フェアブリーズ Fair Breeze(牝5)
【調教状況(カイ・ボン
ホーク厩務員騎乗)】
調教時間…7:35~7:45
調教内容…ダートコースを使用。速足で1周した後、軽めのキャンター1周半
【カイ・ボン
ホーク厩務員の話】
「現在は非常に良い状態。ドイツにいるときと同じ調教メニューを行うよう心掛けた。馬場は雨が降ってやわらかくなったほうがこの馬にはよいと思う。明日はシュテファニー・ホー
ファー攻馬手が騎乗してダートコースで調教を行うが、強い調教は行わない予定。本番では
フェアブリーズのことをよく知っている騎手が乗るので期待している」